Dzell DL-01 バイク用LEDフォグランプ 【PR】

今回ご紹介する「Dzell DL-01 Motorcycle LED Light」はなんと当ブログ初のコラボ企画でして、モニターとして製品をいただいております。

これから数回に分けて取り付け方法や使用感などをアップしていきたいと考えていますのでよろしくお付き合いください。

Dzellは韓国のソウルにあるバイク用オプションパーツの製作会社です。
http://www.dzell.co.kr/index.html

NC700用ラジエターガード、サイドスタンドエクステンションも製作販売しています。


Dzellの日本向け案内と購入方法
Dzell information for Japan(wordファイル)
円安のため価格改定があるそうです。改定の連絡があるまでファイルへのリンクを切っておきます。

2013年7月9日火曜日

NC700Xフロントスプリング交換 作業編

準備編からの続き

何もこんな暑い日にしなくてもと思いましたが、せっかくの休みです。気合をいれて朝一から作業開始です。

まずは、フロントタイヤが接地しているうちに
トップブリッジ割り締めボルト(フォークを締めている上のボルト)、フォークキャップを緩めておきます。
次にフロントフェンダーを取り外します。

そしてフロントタイヤを持ち上げるためにレーシングスタンドをステアリングステムの裏側に入れたいのですが、ブレーキホースジョイントとスピードセンサワイヤがセットになっていて邪魔をしているのでこれをばらします。

上の写真はブレーキホースジョイントとスピードセンサワイヤのセットが邪魔をしている状態。
ばらしてレーシングスタンドを入れるとこんな感じ。
この部品がついているのはABS装着車だけだと思います。

ここまできたらフロントブレーキキャリパとフロントホイールスピードセンサを取り外します。
外したキャリパとセンサは靴下に入れてぶら下げておきます。

  

次にアクスルシャフトを抜きます。ホームセンターで朝買ったばかりの高ナット198円なり。
その前に割り締めボルトを忘れずに緩めておく。






フロントタイヤとフォークを外した状態。

バイクはフロントタイヤとフォークを外してしまうと非常に情けない感じというか所在なさげになるのがおもしろい。




 

抜いたアクスルシャフトとフォーク。
アクスルシャフトはグリスがしっかり残っています。
フォークは押さえていた部分にさびが出ています。さびはコンパウンドでしっかり落とします。


フォークオイルをしっかり抜きます。
6,400kmの走行ですが、意外と汚れています。
底から出てくるものほど鉄粉まじりなため黒い。





奥:純正スプリング
手前:オーリンズ

長さはそれほど変わらないです。若干オーリンズのほうが短いくらい。

純正が不等長に対してオーリンズは等長ピッチ。

バネレートは8.5N/mm





このあたりから暑いのと手順が忙しいのとで写真が撮れませんでした。

次はフォークオイルを514cc注入。純正指定フォークオイルは高いので、ヤマハをセレクト。
NC700XでツーリングするブログのNOMUさんのこの辺を参考にさせていただいて、#10と#15を半分ずつブレンドし#12.5にしてみました。
フォークオイルカタログ も参考にして、だいたい40℃動粘度で40くらいにという感じです。

フォークオイル油面ゲージも大活躍でなんなく標準油面104mmに設定。
作り方は準備編に。

あとは外した順に組み付けるだけです。
トルクの管理も忘れずに。
トップブリッジ割り締めボルト(下):4.0kgf・m
フォークキャップ:2.2kgf・m
トップブリッジ割り締めボルト(上) :2.2kgf・m
フロントブレーキキャリパ:3.1kgf・m
フロントアクスル:7.5kgf・m
フロントアクスル割り締めボルト:2.2kgf・m

最後にステッカーを貼って終了。

途中、ホームセンターに高ナットを買いに行ったりも入れて計4時間の作業でした。

取り回したり、ちょっと近所を走ってみた感想。

フロントの車高が少し高くなった。実際、足の親指の付け根が地面に着かなくなった。バイクを押すときにフロントが沈まない。ふわっとした感じがしない。



走ってみるとそれほど劇的な変化はないが、ギャップを超えるときなど、しっとりした感じ。細かなギャップを拾わなくなったような?プラシーボかも。

長距離を走ってみてから、もう一度レポートします。

あと最後にひとつ。
今回の作業内容を参考に作業をする場合には自己責任で行うようにしてください。素人整備かつ、命にかかわる部分の整備が含まれています。




















6 件のコメント:

  1. 準備偏から本編たいへん参考になりました。
    私のXのRサスはほぼ不満がないので、もっぱらFサスを触って
    楽しんでます。
    特に感じるのは、Fサスの油面レベルは意外にサス特性に大き
    く寄与します。 Sマニュアルでは上端から104mmですが、スプリング、
    シート、カラー、ボルト(フォークキャップ)をセットして、ボトミングした状態を
    想定すると、昔習ったアルキメデスの原理より、フォーク内のエアー
    空間は超概算ですが、0~10mmとなります。
    恐らくメーカー規格値はボトミング時のメカ衝突ショックをなくす
    ために、このような微妙な設定にしていると思われます。

    万一、この油面が少しでも高すぎると、実質ストロークが大幅に縮小
    されたFサスになるため要注意と思います。

    私はストローク感のある柔らか目のサスが好みなので、納車状態から
    油を2.5mlほど抜き、油面を僅かですが下げてます。
    また、Fサスのサグ値が当初は60mmと大き目だったので、縮み
    時の有効ストロークを稼ぐために、Fのイニシャルを標準から5mm追加して
    ます。 この弊害で前車体が持ち上がったので、Fフォークの突き
    出しを10mmして曲がりにくくなったのを元に戻しています。
    長くなり過ぎました。 ごめんなさい!

    返信削除
    返信
    1. エコさん、勉強になります。
      なんせ、サスを本格的にいじるのは初めてでとりあえずスタートラインかなってところです。

      油面は大事ですね。とりあえず標準にしてみましたが、もうちょっと乗ってみてから考えます。サスセッティングは奥が深そうですね。

      削除
  2. インナーチューブが錆びていましたか。
    保安部品になるので、保証期間内に交換した方が良いですよ。
    ちなみに、ダストブーツも割れて機能しなくなるので要注意です。

    返信削除
    返信
    1. そうですね。今回は落とせる程度でしたが、ゴムの部分も含めてこまめに点検するようにします。

      削除
  3. ススムさん、はじめまして
    自分もNC700Xに乗っていまして、フロントの挙動対策で検索してススムさんのページを見つけまして。
    やはりFスプリングの交換が効果が良さそうですね。
    作業方法も参考になりました。
    何とか時間を見つけて自分も交換しようと思います。
    お邪魔しました。

    返信削除
    返信
    1. TouringHotさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      参考にしていただいて、ありがとうございます。うれしいです。

      お名前では気がつきませんでしたが、ブログをよく見させてもらっていますよ。
      これからもよろしくお願いします。

      削除

関連記事